2018.4.5

活動記録

日本-スウェーデン国際共同ワークショップを開催しました!

鎌倉リビングラボはスウェーデンのリンネ大学が運営するスモーランドリビングラボと「国際連携型リビングラボ」の構築に向けた国際共同研究を行っています。

スウェーデンチームの来日に合わせて、今泉台町内会館でワークショップを開催しました。テーマは「孤独」。高齢化が進む先進国共通の課題です。

ワークショップでは、スウェーデンチームが開発したメタデザインツール「5つのレベルのストーリー」を文化が違う日本でも適用できるかどうかテストしました。

ポエム、お絵かき、歌、刺繍など、感性をフルに働かせながら、自分のこと、地域こと、社会全体のことと次第に話が広がっていきます。

各グループには、地域住民、企業、自治体、大学院生等々さまざまなメンバーが入り、世代や立場を超えてコミュニケーションを楽しみました。

今回一番驚いたのが、ほぼ全ての若い世代が「孤独=暗い、悲しい」というイメージから黒や青を用いた暗い絵を描いたのに対して、高齢世代ほど「今が一番ハッピー」とパステルカラーの明るく素敵な絵を描かれたことでした。

老化や孤独は必ずしも悪いことではない。この体験をいかに製品やサービスにつなげるか、私たちの挑戦は始まったばかりです。

■東京大学:活力ある高齢社会の実現に向けた「国際連携型リビングラボ」の創設

https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/fsi/ja/projects/sdgs/projects_00112.html